☆FMV−ME4/455E☆
パワーアップ計画
●まずはじめに
まずFMV−ME4/455Eですが、これはFujitsu製のFMV−DESKPOWER2000年夏モデルです。
拡張性もそこそこ良く、コストパフォーマンスも当時とすれば良いほうだったと思います。
2000年夏モデルの中で一番安いバージョンだったので、当然スペックも一番貧弱…(笑)
これをどう化かすか、個人的な体験談を元にやっていこうと思います。
なお、これらによって起こした損害等は
私”栗ラン”は一切の責任を負わないものとします。
各自の責任の元でやってください。

●ME4/455E標準スペック(見易いように色分けしています)
CPU
AMD K6−2 450MHz
メモリー
標準容量
64MB
メモリースロット
2(1)※1
最大容量
512MB※2
HDD
容量
10GB
ベイ
2(1)
グラフィック
アクセラレータ
VGA
SiS530(AGPオンボード)
ビデオメモリー
4MB(メインメモリーと共用)
内臓CD−ROM
最大40倍速(標準28倍速)
オーディオ
ESS社製Solo−1(PCIサウンド)ESFM音源
インターフェース
USB
コネクタ4ピン×2
シリアルポート
RS−232C D−SUB9ピン×1 16550A互換
パラレルポート
セントロニクス準拠 D−SUB25ピン×1(ECP/EPP対応)
その他
マイク、Line in、Line out、MIDI/Joystick
PCIスロット
3(2)※3
OS
Windows98SE
※1)2つのうち1つは標準64MBが入っています。
※2)公式は最大256MBですが、最大512MBまでOKらしいです。
※3)3つのうち1つは56kモデムが装着されております。


●さて、どういじるか(笑)

上の表からも分かるように、まずはメモリー増設がセオリーじゃないでしょうか?
(PCの使用法、ユーザーの性格によってまちまちですが)
インターフェースは数に限りがありますので、
どこにどうつなげるか、考えなければなりません。
メーカー製なので相性もありますから増設は慎重に。
安い買い物じゃないですし、ね。(^^;)






●メモリー増設だ!
64MBの場合ではWindowsがスワップを起こすため、
OSの高速化のためにも最低64MBのメモリーを増設しましょう☆
電源を切るときや立ち上げる時の速度がだいぶ違ってきますよ♪

標準で刺さっているメモリーは
種類
容量
ピン数
モード
パリティ/ECC
DIMM
64MB
168PIN
PC100対応
CL2SDRAM
パリティ無
です。
この表の規格で、64MB〜256MBのメモリーをさしこめば問題無いはずです。

ちなみにオイラは128MBと256MBをさしてますが、
256MBのほうは上の表と微妙に違います。
種類
容量
ピン数
モード
パリティ/ECC
DIMM
256MB
168PIN
PC133対応
CL3SDRAM
パリティ無
モードが標準と違いますね(^^;)

でもパーツ屋の人は『上位互換というだけでさしこんでも大丈夫ですよ』とのこと。
標準規格のメモリーが売り切れでしかもメモリーが値上がりするかな?って時だったので、
値上がりする前に買い、自宅に帰ってPCにブスリ!(笑)

立ち上げてみると、お見事!379MB!
(128MB+256MB=384MBですが、
残りのメモリーは画面で使ってるので問題ナッシング!)
以下がその画面です。


普通にネットしたりゲームするだけでしたら
64MB+64MB=128MBでも十分です。
64MBでしたら値段はそんなに高くは無いので、メモリー増設して損は無いですよ(^^)







●CD−RWなのだ
ME4/455Eをリカバリーする際バックアップはどうしてますでしょうか?
Dドライブ1GBでもOKですが、それでも不安な場合は
CD−RWなんてのはいかがでしょうか?

まずはカバーをはずし、最初からついているCD−ROMを取っ払いましょう(笑)
そしてそこにCD−RWを装着!付属ソフト(CD−RやCD−RWに書き込むソフト)をインストールすれば
それでOKです。(早!)
ちなみにBURN−Proof機能がついているものをお勧めします。


リカバリーした時もきちんとCD−ROMとして認識しているので、
付属ソフトをインストールすれば心配はないです

オイラが装着したCD−RWドライブは
CREATIVE社のCD−RWBLASTERです。
オイラのME4/455Eで元気に動いてくれてすこぶる好調です☆






●VGAで異次元♪
…とまあメモリー増設やバックアップの確保等色々ごてごてやってはみましたが、
(実はこれまでの経過の間に、プリンター、スキャナー、RS232Cボード(PCI)、タブレット(シリアル)、
が装備してあったり(^^;))
…何か物足りないのがいくつか…そうだ!ゲームが重いんだよ!
(実際自分が作ったゲームをノンウェイトで動かしてみると43FPS。320×240、16BITカラーでこれとは…(TT))
K6−2はそこそこ良いCPUだと聞く、何故に!?
それから色々なサイトを覗くこと数日間……
原因はこいつか!SiS530!
ええ、このVGAは4MB、AGPなのに処理が重い…(しかもオンボード(TT))
何故メーカー製はこのようなことをするか、それはコストがかからないから(笑)
とりあえずベンチマークをやってみました。
ALL
Integer
Float
MemoryR
MemoryW
MemoryRW
DirectDraw

11531
21132
13524
7518
3987
9196
19

Rectangle
Text
Ellipse
BitBlt
Read
Write
Copy
Drive
9357
7301
1511
115
19389
18513
7622
C:¥100MB
…とまあこんなカンジです。
(明るい色が画像関係)
DirectDrawが19というのがいと哀し(TT)
…VGA装着考えちゃいましたね。
でもAGPスロットがないので、しかもPCIスロットで大丈夫なのか、
色々悩みましたが結局装着することになりました(笑)
ちなみに富士通公式サイトでの対応VGAは以下のとおりです。
●3D Blaster Banshee 16MB PCI
●3D Blaster Savage4 32MB PCI
●SPECTRA LIGHT T32 PCI
●GA−TNT232/PCI

…よし!これだけあればどれか見つかるだろうと意気揚揚!
−2日間徹夜−
…無い(TT)もしくは激高い(爆泣)

とりあえず行き付けのパーツ屋で相談してみる…。
んで結局買ったのはGeForce2MX/MX400(PCI)、オイオイ。
店員さんが言うには相性合わない機種を探すほうが難しいとの事。

早速これまたPCIにブスリ!(笑)
(56kモデムと差し替えました。どうせいらないんで(笑))
んでもってまたベンチマーク…
ALL
Integer
Float
MemoryR
MemoryW
MemoryRW
DirectDraw

12409
21247
13556
8595
4500
10422
42

Rectangle
Text
Ellipse
BitBlt
Read
Write
Copy
Drive
13557
5902
1670
807
22035
20787
6106
C:¥100MB
やりました!DirectDraw、Rectangle、BitBltがかなり上がりました!
(TEXTが下がったのがちょっときがかり(^^;))
とりあえずはDirectDrawやDirect3D関係のゲームでしたら
かなり軽くなってるはずです。
(最初に述べた自作ゲームのノンウェイトをこの状態でためしたら、なんと89FPSでました!)
というわけでアプライドの店員さんありがと〜☆






●禁断のCPU
…ついにやってしまいました。
そう、悪魔のささやきCPUのクロックアップ。
これまた色々なサイトに行って情報集め。
ME4/455EのCPUは100MHz×4.5倍というふうになっていて、
それの倍率を変えれば良いわけです。理屈は簡単です。

とりあえずME4/455Eのふたをあけてディップスイッチ探し。
オウ!シット!なんてこったい!よりによってフロッピードライブの影に隠れているとは!
さすが富士通さん、へたにいじれないようによく設計されてます(笑)
とりあえずオイラはそこらへんにあった耳かきでスイッチポン!。
へたれなオイラは電圧を変えなくてもよい5.0倍に設定。(^^;)
そして再起動…う〜ん、あまり変わらないなあ(笑)
とりあえずベンチマークもちょっとだけあがったので良しとしましょう(笑)

これにてパワーアップ計画はひとまずおしまい☆
最終スペックを見てみましょうか。

●ME4/455E改マロンスペシャル(見易いように色分けしています)
CPU
AMD K6−2 500MHz
メモリー
384MB
HDD
10GB
グラフィック
アクセラレータ
VGA
GeForce2MX/MX400(PCI)
ビデオメモリー
32MB
CD−RW
CD−ROM(32倍速)CD−R(12倍速)CD−RW(10倍速)
とりあえずは今までと比べ物にならない…とまでは大げさですが、
かなり快適になりました。



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